自動車保険のクラス、車種の料率の一覧の実物を見たことがある人は少数だろう。損害保険料率算出機構は、自動車保険のクラス、車種の料率の一覧を行っているのだが、参考純率表およびそれに関する資料・情報は、会員との守秘義務の関係から開示できない・・・ということになっているため、自動車保険のクラス、車種の料率の一覧は、一般的には、大本の損害保険料率算出機構が公表する一覧の形で見ることはできない。自動車保険のクラス、車種の料率の一覧は、当然ながら損害保険料率算出機構の会員、つまり自動車保険の損保会社にはある。...
損害保険料率算出機構は、もとは、損害保険料率算定会と、自動車保険料率算定会があったのだ。この2つの組織が統合して、2002年(平成14年)の7月に業務を開始している。自動車保険のクラス、車種の料率の一覧を算出する損害保険料率算出機構の業務は、参考純率と基準料率の算出と提供、そして自賠責保険の損害調査だ。自動車保険のクラス、車種の料率の一覧を算出する損害保険料率算出機構の参考純率には、自動車、火災、傷害、介護費用があり、基準料率には自賠責、地震がある。料率算出機構は、自動車だけをやっているわけでは...
現在、わが国で販売されている自動車に関わる保険で、損害保険料率算出機構が参考純率を算出している主な内容は、次のようなものになっている。

まず、対人賠償責任保険は、自動車事故で他人を死傷させたことによって発生する損害賠償責任を負った場合に支払われる。
自損事故保険は、自動車が自分で何かに衝突したり、崖から転落するなど、自損事故によって死傷した場合に支払われる。
対物賠償責任保険は、自動車で他人の財産や物に損害を与えたことによって発生する損害賠償責任を負った場合に支払われる。
搭乗者傷害保険...
自動車の車種、クラス毎の自動車保険の「料率」は、損害保険料率算出機構の参考純率に、損保会社が利益を確保するための上乗せをする。ここが各社のノウハウだろう。車種、クラス毎の自動車保険の「料率」は、保険金に充当する純保険料率部分と保険事業を営むために充当する(利益をあげる)付加保険料率部分によって構成されている。付加保険料率部分は、自動車の損害保険会社が、決め、金融庁長官に認可申請(または届出)することができる。自動車の損保会社の、自動車の車種、クラス毎の自動車保険の「料率」は、まず、「車両」「対人...
自動車保険の、ノンフリートの等級は、無事故で、あるいは自動車保険を使わないで運転していれば、等級が上がって、保険料が、ほぼ毎年、安くなっていくのが、概ねだ。しかし・・。無事故でいたのに、自分の車種、クラスの自動車保険の料率が変わったことで、むしろ自動車の保険料が高くなってしまったことがある。自分の、自動車の車種、クラスで、事故が多かったのだろうか・・。それで料率が変わった・・としか思えない。非常に、気分が悪いなぁ・・自動車保険の会社を変更してやろうか・・とさえ、思った。しかし、これ、自動車の車種...
さて、自動車保険などの料率のベースを決める損害保険料算出機構だが、本部は東京都新宿にあるが、全国に自賠責損害調査事務所をかまえている。自賠責の保険金をいくら出せるかなどが、仕事だ。自動車保険などの料率のベースを決めているだけかと思ったら、そうでもない。自賠責のこともやっていたんだな。
これがわかったのは、保険マップというサイトの作成にかかってからだ。全国、会社の自動車保険の代理店や修理工場など、自分の住所を基点に調べることができるようにしたかったのだ。なかなか大変。その苦労話は、自動車保険の料率...
保険代理店にお勤めの経験のある あさひAtoZさんから、「自動車保険のクラス、車種の料率の一覧」についてのコメント、アドバイスなどをいただきましたので掲載します。(2014/5/3)

リスク細分型と言って今の自動車保険は、事故を起こしやすい車(人)ほど保険料が高くなります。
保険料の試算に関わってくるのが自動車のクラスと車種の料率です。自動車クラスとは国産車においては高級車から順番に軽自動車とランク付けされており、ここから車種別(クラス別料率)として保険料が試算されます。車種別料率とは過去にど...
40代男性に、自動車保険に関する体験、経験、感想などを書いてもらいました。参考までに掲載します。

最初加入した保険は全労済のマイカー共済でした。途中で通販のチューリッヒ保険変えたんですが、当時全労済の保険は車両保険で車対車でしかおりないものだったので、インターネットで調べて変えました。その後、チューリッヒが日本撤退となったので、同じ通販の三井ダイレクトに変更、安いなって思ってたんですが、昨年よく調べたら他社の方が安かったので、アクサダイレクトに変更して継続中です。自損事故は1回、会社駐車場にて...
「自動車保険のクラス、車種の料率の一覧の算出」について、Fatipuru
さんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。(2014/7/28)

この記事を読んでみて、自動車保険の料金と言うのは、結構複雑に出来ているものなのですね。私が理解した限りでは、自分が例え事故を起こしていなくても、乗っている車が第三者による事故が多い場合は、保険料が高くなる可能性があるということですよね? え.. そんなの嫌だなぁというのが私の感想です。勿論、保険加入者の事故歴のあるなしも、その階級によって調整...
「自動車保険のクラス、車種の料率の一覧の算出」について、Nekotikiさんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。(2014/8/14)


保険料のことも考慮して車を買わないといけないのですね。車種によってあらかじめ設定されている保険料は、明らかに修理にお金がかかる車種ならまあ仕方がないだろうなとは思いますが、それにしても乗る人や環境にもよるでしょうし、利用者としてはちょっと複雑です。何年も前ですが、我が家の車を購入する際にもそんな話が出たことを思い出しました。部品の取り寄せ、盗...